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毛の短いダックスフンドが夢中で食器のドッグフードを食べている

愛犬が「ドッグフードを食べない!」悩みの本質を考えてみましょう!

愛犬が「ドッグフードを食べない!」悩みの本質を考えてみましょう!

愛犬がいつものように与えたドッグフードを残したり食べないと心配になりますよね!

その日のお散歩がいつも通りだと「ドッグフードに飽きてしまったのだろうか?」と考えが巡ることもわかります。

あなたも大きくは「健康=食事+運動」とわかっています。

その日のお散歩(=運動)がいつも通りで、一見しては病気そうでない外見だと「健康ー運動=食事」という発想です。

「そうだ!きっと食事に問題があるんだ!!」という愛犬がごはんを食べないときの最強フレーズです。

この記事を読んで「一見すると健康な外見」にもある落とし穴に目を向けていただけるヒントになれば嬉しいです。

 

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愛犬のドッグフードを替えれば対応はOKなの?

愛犬がゴハンやドッグフードを食べない時は「健康」を考えましょう!

一度あなたの頭をリセットしましょう。

もしもあなたの大切な人、それはご主人や奥様、彼氏や彼女、お子様やご両親かもしれません。

一緒に外出し、食事をすることになりました。

あなたは相手に「何が食べたい?お肉が良い?」と尋ねます。

すると相手は「なんでもいいよ。好きなものを食べて。じつは食欲が湧かない。」と話します。

そんな時にあなたは「それじゃあお魚にしようか?」と話しかけますか?

 

大切な人と過ごしている時に相手が食欲のない素振りを見せた際には「体調でも悪いの?」「どこか具合が悪いの?」など体の様子に意識を向けませんか?

【重要なポイント】

食欲は口が効けない愛犬の体調を表す「言葉」と同じ意味を持ちます。

愛犬がドッグフードを食べない理由をチェック!

  • 口臭がキツイ

  • ドッグフードやゴハンを頻繁に替える

  • おやつを頻繁に与える

  • ドッグフードを子犬時期から長期間ふやかしていた

  • ドッグフードや食事を置きっぱなし

  • 食事の回数は1日3回以上

それぞれの問題について解説します。

口臭がキツイ  *重要ポイント!!

口臭がキツイ、つまり臭いのは犬なら当たり前と思い込んでいませんか?

新事実をお話しします。

じつは、歯のトラブルが無い、歯垢や歯石、まして歯槽膿漏ではない健康な愛犬の口はほぼ無臭なのです!

多くの場合、雑菌が歯と歯茎の隙間であるプラークから歯根の方へ、奥へ奥へと進攻し、やがて炎症を引き起こしながら歯の周辺の骨を溶かします。

健康な犬の口で鼻と口の粘膜の薄さを説明している

犬の場合、口吻として尖った部分に鼻腔と口腔、口と鼻ですね。この2つの仕事場が薄い壁一枚で隔てられています。

もしも上顎、上の歯、特に犬歯や小臼歯で歯根に炎症が生じると、その炎症によるタダレは鼻の空間の床を腫れさせることになります。悪化が進むと腫れた箇所は穴が空き、膿を鼻のお部屋である鼻腔に撒き散らします。これが1本ならまだしも数本になるとどうでしょうか?

ワンちゃんによっては、いつも鼻をペロペロと舐める癖がある子がいたり、少し興奮すると鼻汁が飛ぶ子がいますね。

これは歯の炎症箇所から溢れた膿が鼻腔に溜まり、その後に愛犬の動きにより外に飛び散っていると考えられます。

【三島の体験談】

小ぶりなトイ・プードルを飼っていたのですが、当時まだ3歳だから大丈夫だろうと思いながら歯科専門医に確認いただきました。

すると・・・処置後の説明が「上顎の右犬歯が怪しかったので抜きました。するときれいにというか、見事に鼻腔粘膜までスッポリと穴が空いていました。穴は縫って塞いでおいたので大丈夫ですよ。」とニッコリでした。

いや〜まさかでした。

若くして一本歯抜けにはなりましたが、先に書いたように私は大丈夫と思い込んでいたので、その日治療の機会を持たなければ6〜7歳まで放置していたでしょう。そうすると、きっとその間の彼が食べるドッグフードは美味しく無くなっていったでしょうね。

ここがPOINT

鼻の粘膜が歯の炎症によって膿に覆われてしまったり、ただれていれば愛犬の嗅覚はほとんど機能しなくなります。

つまり、、、愛犬にどんなドッグフードや食べ物を近づけても「なんの香りもない、無臭の食べ物」を与えているようなものになるのです。少なくとも、あなたが良かれと思って工夫した効果は30%程度まで低下することでしょう。

何よりも、もしあなたが歯茎の中が膿に覆われているままで暮らし、食事を日に3回摂るとしてどのくらい不快な思いをするか想像できますか?

また、日々炎症を持っている、雑菌と戦い続けているということは、愛犬の肝臓は休みなく働き続けていることになるのです。

そして、あなたとのコミュニケーションを取りたくとも、愛犬が顔を近づけると臭いのでどうしても短時間の接触に止まってしまうでしょう。

 

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三島の経験談

メス派だった私を「オスも好き」に変えてくれた愛犬がいました。

ずっと一緒に寝ていましたが、老犬になった頃から口臭がひどく正に「ヘドロ臭」だったので夜はケージに入れるようになりました。

我が愛犬の歯の重大トラブルです!

何もせず、手をこまねいていたわけではありません。

歯のトラブル解決のために、数えると年に3回、かかりつけだった動物病院でスケーリング処置を受けていました。

受診後、1週間くらいは良いのですが、それを過ぎるとまた元に戻っていました。

本人もかまってもらえず悲しそうだし、目が辛そうでした。

意を決して「小動物歯科専門医」を紹介してもらいました。

私の「小動物歯科専門医」の基準は、日本小動物歯科勉強会に所属し、勉強を続けている獣医師と定義付けたいと思います。

詳細は、また別な折を見て書きますが、一般獣医師と歯科専門医は全く違います。

理由は、

  1. 昔は犬は屋外で飼っていたので口臭が気になるほど密な接触がなかったこと。
  2. 8歳から10歳程度で死ぬのが一般的だったので歯を重要視する前になくなっていたこと

が挙げられます。

獣医学部6年間の間に「歯科」として学ぶ時間は*4時間程度だったそうです。その証拠に最近は「歯科専門医」など登場していますが、大学病院の学部に「歯科」が無かったのです。*埼玉県上尾市「フジタ動物病院」院長 談

私のかかりつけ病院も東京都獣医師会理事の病院でした。

結論にしますが、私の愛犬は「2本残せるかぐらいであとは全部抜歯です。また、問題は下顎の大臼歯の炎症がひどく、下顎の骨が2mm程度しかありません。大臼歯を抜く際に顎の骨が折れるかもしれません。」という説明でした!!!

幸い骨折もなく、術後は彼が死ぬまで枕元で一緒に眠ることができました。

私は彼の寝顔を見ながら「辛かったのに、一緒に、側にいたかったのに、何一つ満たすことができずごめんなさい。」と今でも空を見て謝っています。

肝心な情報ですが、処置後はご飯の用意を始めると大喜びで周辺を駆け足で回るほど喜び、そして毎食しっかりと食べてくれていました。

ドッグフードを与え甲斐がありました!

『補足』

犬は肉食動物です。それは「食べ物を丸呑みする」ことを意味しています。よって、たとえ全ての歯を抜いたとしても、それにより食事で困ることはありませんでした。

ドッグフードやゴハンを頻繁に替える

食事に対する猫と犬の向き合い方は違います。

「猫は飽きる。犬は飽きない。」

この考え方のベースには、猫は川や海にいて、打ち上げられる魚は自然にお任せです。打ち上げられえた中で、その日の気分で食べれば良いのです。

ところが犬はそうはいきません。

まず狩りをするエリアが限られます。縄張りです。無闇に飛び出せば、他の群れと争うことにもつながります。

決まったエリアで、日々の獲物はそんな大きく変わりません。

また、決まった獲物を狙う方が、ある動物のスペシャリストのハンターになる方が収穫率が高いのは想像に難しくありませんね。

ほぼ毎日同じものを食べることを意味します。仕留めただけでも幸運な獲物の肉を飽きていたら生きていけません。

そういった歴史的な生育方法が食に対する考え方を作り出します。

しかし、そんな生来の感覚が変わることがあります。

それは、少し食べなくなると新しいドッグフードを用意することです。

頻繁におやつなどドッグフード以上に嗜好性が高い、香りや味が強い食べ物を食べ続けると味覚を感知する基準がズレてきます。

【三島の経験談】

ずいぶん昔にはなりますが、酒場を営んでいらっしゃるご年配のご婦人が大型犬を飼い始めました。

それはそれは可愛がっていました。ご主人が全く口を挟めないほどに。

私は生後4ヶ月からしつけ方について相談を受け、ご指導にあたりました。

その中で愛犬が食事を食べないからどうしたら良いだろうか?というご質問をいただきました。

結論を申しますと、手の施しようがありませんでした。

理由は、

  • ご婦人は愛犬が子犬の時から「もっと欲しい」と催促されると食べなくなるまで足していました。
  • 少しでもドッグフードを食べなくなると、直ぐに銘柄を変えていました。生後2ヶ月の時点では近所のペットショップの全銘柄を制覇したそうです。
  • 生後3ヶ月くらいからは、鶏肉・豚肉・牛肉と生肉をボイルして食べるだけ与えたそうです。私が見たのは、ラムチョップをボイルした山盛りのお皿だったかと。。。

逸話ですが、温泉旅行から帰ってきた際に、たまたま愛犬が温泉まんじゅうを欲しがったので与えたそうです。

すると良く食べて、何回もおかわりを欲しがったそうです。

結局、ご近所のためにと買って帰った「お土産7箱」を全て夜までに与え切ったそうです。。。

おやつを頻繁に与える

先の題材と似た問題ですね。味覚の違うものを取っ替え引っ替え食べていると愛犬も好みを持ちます。

おやつといっても犬用と人のおやつを与える2通りに分かれますが・・・どちらもよろしくありません。

あなたは愛犬に「おやつ」を与えているつもりかもしれません。ところが、その関係性が曖昧のケースでは、愛犬は「あなたから奪い続けた」と心に記録します。つまり、愛犬は自分をあなたより強い存在だと位置付けることがあるのです。その後のドッグ・ライフに良いはずがありません。

愛犬の体調を考えても、継続的な健康には「採取する栄養のバランス」がものすごく大切です。

主食であるドッグフードを食べることを前提におやつの与え方は考えることをお薦めします。

ドッグフードを子犬時期から長期間ふやかしていた

私も繁殖をかなりおこなっていると思います。その経験を持ってお伝えします。

子犬だからとドッグフードはふやかさなければならないという考え方は間違っています。

理由は、

  • ふやかされたことで強い香りを発して、食べ物に対する嗜好のレベルが鈍くなる。強い匂いでないと食欲が湧かなくなる
  • 歯垢が生後の早い段階で付着し、歯石が付きやすい犬に育ってしまう。
  • ドライに切り替えるのが遅くなれば遅くなるほど、ドライを食べた際に喉を詰まらせるようになる。
  • ふやかすことは、スポンジに水を含んだ状態のようにドライフードが多水になります。良い消化を妨げる子犬も現れるかも?

生後40日だろうとポンッとドライフードを子犬に与えてみて食べるならドライフードに切り替えることを推奨します。

私は、多くの子犬をそのように育て切りました。

1日に多数回食事を与える、ふやかして混ぜこねて与える、そういったことが「子犬に手をかけている」と自己肯定につなげ、満足感を満たす繁殖者がいることは残念です。

時には必要な対応でも、一律でふやかしフードを与え続けることは子犬の将来を含めた最優先の対応につながらないことも一考して欲しいところです。

なお「ふやかすドッグフードの与え方」は、別な折に詳しくご説明します。

ドッグフードや食事を置きっぱなし

昔からポメラニアンなど小型犬のブリーダーや多頭飼の人に見受けられる対処です。

やや大振りの食器に山とドッグフードを積み上げて運動場などに置いて好きな時にワンちゃんたちが食べられる方法ですね。

常に食べられると「空腹感」と呼ばれる欲求が生まれません。

また、ずいぶん以前になりますが、九州方面の獣医大学で発表された結果があります。

それは、食事の回数と腸の蠕動(ぜんどう)運動についてでした。

*蠕動運動とは、老廃物を外に押し出そうとウネウネ動く腸の動きの様子を意味します。

1日1回の食事:4〜6回以上/時間

1日2回の食事:1〜2回/時間

1日3回以上の食事:0回/時間

蠕動運動が無いことは、悪玉菌が増えやすく、栄養の吸収性も落ちることが予想できます。ご注意下さい。

食事の回数は1日3回以上

こちらも「ドッグフードや食事を置きっぱなし」欄の記述と相通じます。

ご愛犬の年齢との兼ね合いはもちろんあります。

また、小型犬では、食事の摂取量が少ないと個体によっては「低血糖症」を発症して命に関わることもあるので注意が必要です。

そのような特別なケースを除き、与え方をご一考いただければ幸いです。

まとめ

私は、30年以上を犬の専門家、プロフェッショナルとして愛犬家への助言に時間を割いてきました。

その間に大きく、本当に大きく変わったことに「犬の寿命」があります。

8歳で死亡する時代には、10歳のワンちゃんの治療は探すことが大変でした。

12歳で死亡する時代には、13歳のワンちゃんの治療は探すことが大変でした。

獣医さんも心理的に「今生きていること自体が幸運ですよ。」と医術が止まっていたからです。

令和になり、今では15歳は悠に超え、18歳を迎える愛犬も珍しくはありません。

そんな時代です。

愛犬の体の中のことは獣医師に任せましょう。

外見でわかる、見ることができる歯については、私たち飼い主が日常頑張るのです。

きっと大きな成果を愛犬に届けられるはずです。

愛犬の体をあなたの優しい手で撫でてあげるように、愛犬の歯をあなたの心がこもった歯ブラシで1撫ですることから始めましょう!

デンタルケア商品について

ネットで検索しても愛犬の歯をケアする商品は沢山ヒットします。

しかし、間違いなく言えることは「楽して望みの成果を得られる商品は無い」ということです。

物理的な摩擦がなければ「歯垢」「歯石」共に絶対に落とせません。

仮に愛犬の「歯垢」「歯石」が落とせても、それが本当の目的では無いのです。

「歯垢」「歯石」が愛犬の歯に付着することにより「菌の歯根への侵入」が怖いのです。

見た目の効果ではなく、本当の敵は「見えない歯肉の中」です。

歯ブラシを使用するケア商品をお選びして下さい。

下記の商品はブラシとの併用ですね。参考にリンク貼っておきます。

 

*初回半額以下でお届け **20日間返金保証付き 

 

この商品が絶対良いです!というわけでは無いのですが、ご説明の意図を掴んでいただければ幸いです。

 

 

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