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オールブリード(全犬種)、オールエイジ(全年齢)を対象としているドッグフードについて

ドッグフードはどんな区分なの?

一般的には、ドッグフードは以下の3つの分け方で販売されています。

愛犬年齢、例えばパピー(生後3ヶ月以下)、ジュニア(生後4ヶ月〜2歳未満)、アダルト(2歳以上8歳未満)、シニア(8歳以上)のように年代別にグループ分けをして販売
牛肉メイン、鶏肉メイン、サーモンメイン、など主にタンパク質を生成する食材別にグループ分けをして販売
食材で分け、さらに年代で分ける上記2つの複合型による販売

*犬種別(ブリード別)ドッグフードは、販売数量が見込める人気犬種に限定されているので特例として位置付けます。

そんな中、全ての犬種、全ての年代を1つのドッグフードで対応しますというドッグフードがあります

オールブリード&オールエイジ向けドッグフードです。

ベースとなる考え方としては、

野犬時代を考えれば犬たちは年老いたからと仲間と違う獲物を食べていた分けではなく、生涯を暮らしている。子犬もそうです。だから年齢が違っても、基本的には同じ食べ物で必要な栄養は賄えて、摂取する量を各自が調整して不足がないように、過剰にならないようにしている。

このような考え方もその1つです。

私も20代くらいは賛同していました。

しかし、、、違う考えが私には徐々に芽生えました。

長生き

1990年代では、愛犬が10歳をすぎると「もう麻酔はリスクがあるから手術できません」と言われていました。

2020年あたりでは、愛犬は短くて11歳、長生きならば16〜18歳を迎えます。

20〜30年の間に愛犬寿命も1、5倍伸びているのです!

野犬の寿命は5、6歳と本で読んだ覚えがあります。長生きでも8歳くらい。病気や力が衰えてライバルグループや仲間に襲われて食事が取れなくなることが原因です。

この寿命の差があるのに同じテーブルで議論をするべきかは???になった訳です。

擬人化による販売の難しさ

日本人は勉強家です。

そして、健康や長生きのための学習をおろそかにしません。それは、大切な愛犬にも同じことが言えます。

ドッグショップを経営していましたが、オールシーズンのドッグフードは、その購入者の愛犬が8歳を超えたあたりからシニア向けのドッグフードに乗り替わる傾向が強かったです。

1つの理由としては、体調に変化が見えてきます。すると、獣医師から「そろそろシニア向けにしないと」と助言を受けることが大きいようです。

また、日本の場合は、飼い主の高齢化も進んでいます。飼い主自身が「若い頃と食事内容も変わってきているから。」と愛犬を擬人化して高齢犬食へシフトするケースです。

昔から優れたオールシーズンのドッグフードはありましたが、有名になったり、大きくシェアを奪えなかったのには上記の理由があると思います。

三島がお伝えしたいこと

オールシーズン、オールブリード向けのドッグフードが悪い。

年代別、犬種別のドッグフードが良いというつもりはございません。

この10年の私の考えになります。

大丈夫なワンちゃんは大丈夫だし、経過も良好です。

ダメなワンちゃんは、薬の投薬も含めて食事の改善が必要になります。

やはり遺伝的な疾患には、食事は勝てません。

日頃の運動量や運動の質も「食事」はエネルギーなのでどう消費されるか、どんな栄養が必要なのかに大きく関わってきます。

〇〇だから大丈夫。

〇〇だからダメ。

という思い込みは捨てて、ご愛犬を見守ってあげていただければ嬉しい限りです。

プロのアスリートは、シーズン中とオフシーズンとでは、摂取する栄養バランスが大きく違うと聞いたことがあります。

オフシーズンでは炭水化物を極力摂らないけれど、シーズンに入るとパスタなど炭水化物をかなり摂取して持久力の維持を図るとか。

大切なことは「適切な栄養を、適切なタイミングで、適切な量摂取する」ことだと思います。

飼い犬である以上、愛犬は自分で調整はできないのであなたが気を配ることです。

参考例

「あるドッグフードAをメインに与えます。

しかし、体調が〇〇ならドッグフードBやCに切り替えます。

その変調が度重なるようならば、メインのドッグフードをBかC、もしくは新しいドッグフードDに切り替えます。」

おおらかに、その辺りのこともドッグライフとして楽しめると素敵ですね!

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