鹿肉は愛犬のアレルギーに本当におすすめ!?鹿肉を徹底調査したクチコミ
ジビエブームに引っ張られるように愛犬の食事にも鹿肉が浸透してきました。
鹿肉は、アレルギー対策に良いという噂は本当なのでしょうか?
鹿肉のドッグフードも豊富になりました。
良い機会なので愛犬のために「鹿肉」について掘り下げてみましょう。
近年の鹿は害獣問題の原因にも
近年、山間部において鹿や猪、時には熊による農作物を食い荒らす被害が多発しています。
理由には、環境の変化や動物たちの元々の住処を人が荒らした、人の住居が動物たちに近づいたなど言われています。
理由を明確にするのは今回の主題ではないので省きますが、せっかく努力して育てた農作物が被害に遭い農家の方々にとっては貴重な収入源を失ってしまう重大な事案となっています。
地方に求められる継続した獣害対策
獣害による被害は、年々増えていますし、同時に範囲は広がり続けています。
そこで都心に住む人々からすれば「可愛い動物たち」ですが、実害を受けている人々からすると対処しなければならない重要な事案となっています。
「重要な事案」であり「対処」が必要とは、すなわち「殺処分」です。
方法は、各地方の役所から依頼を受けたハンターが受注して対処します。
そのために殺処分にも
- ハンターの依頼料
- 退治された動物たちの処分費用
という2大資金問題が登場します。
獣害は、終わりの見えない問題なので対処経費も馬鹿にならない問題なのです。
そんな悩みから、近年退治した動物たちを「ジビエ」として食用肉への利用が推進されています。
ジビエ料理の近年の流行はこうした時代背景を受けてのことです。
そして私たちの愛する犬たちにも「恩恵」として鹿肉を利用できないだろうかとドッグフードなど愛犬の食事として採用が進んでいます。
鹿肉の利用されるカテゴリーを増やすことで、鹿肉を1つの商品として流通を確保して、一つのビジネスとして収益化を図っています。
一定の収益が得られるようになれば、ハンターを中心に山間部に雇用が生まれることもあります。
この「商品化」「収益」「雇用」の流れを確立し拡大することで、地域経済の活性化に希望が生まれるのです。
飼い主にとっての鹿肉の魅力とは?
鹿肉は愛犬のアレルギー対策になるのか?
この質問に対しては、「なる」とも答えられるし「ならない」とも答えられる問題です。
そもそもアレルギーとは?
簡単に書くと、
鹿肉は愛犬のアレルギーに対して有効か?
鹿肉はアレルギー対策にならない?
鹿肉の持つ魅力を徹底調査
鹿肉のメリットとは?
自然に育ち暮らしていた動物の肉です。抗生物質などの影響を受けていません。
純粋タンパク質と言えるのでしょうか。
鹿肉の秘めたる3つのメリット
- シカ肉は、牛肉と比べ高たんぱく質
- 低脂質(6分の1)で、エネルギーが半分以下に抑えられている
- 鉄分を多く含み、その含有量は牛肉の2倍
鹿肉栄養成分(100gあたり)
成分 | エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 鉄分 | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | ビタミンB12 |
鹿肉 | 119kcl | 23.9g | 4.0g | 3.9mg | 0.20mg | 0.35mg | 0.60mg | 1.3qg |
牛肉 | 294kcl | 17.1g | 25.8g | 2.0mg | 0.07mg | 0.17mg | 0.35mg | 1.4qg |
*農林水産省<ジビエの魅力>より
鹿肉のデメリットとは?
定期検診を受けていた鹿ではないので体内に寄生虫が宿っていた可能性は食用の家畜よりも高くなります。
鹿肉の生を食べるのはおすすめできません。
カツオやサーモンのように一旦冷凍することで寄生虫を死滅させる手法がありますが、そのような手法があるのかは現時点で調べきれていません。
ごめんなさい。
*近年、鹿のツノを「愛犬用おやつ」としてガムのようにかじらせる商品が販売しています。
その安全性はわかりません。一旦加熱しているのか、スモークなどなんらかの寄生虫対策がなされているのかは各メーカーにお問い合わせください。
愛犬に<ドッグスタンス老犬向け>を与えた私の口コミ・感想
最初に私が愛犬に与えたのは、ドッグスタンスの「腎臓サポート」でした。
愛犬が、肺水腫を患い、その後に薬の副作用としての腎疾患を発症した時でした。
なかなか食事を食べない子なのですが、ドッグスタンスの「腎臓サポート」はほぼ毎回食べてくれました。
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その後、別な愛犬が脳疾患を患い、与えたことがないタンパク質成分のドッグスタンスを「タンパク質」の主成分に考えて食べさせるようになりました。
腎臓サポートも一般的なウェットタイプも素晴らしい嗜好性です。
愛犬の状態に合わせて配合が変わりましたが、結構長い期間を与えていました。
鹿肉は愛犬のアレルギーに本当におすすめ!?鹿肉を徹底調査したクチコミ まとめ
- 急激な需要増
- 台風など悪天候
- 猛暑
など諸問題に逐次対応して、安定的に良質な鹿肉が入手できるのかが心配な点です。
いずれにしても私たち愛犬家にとっては、質の良いタンパク質の原材料の「選択の幅」が鹿肉によって広がったことは喜ばしいことだと思います。