日々の愛犬の食事の準備には、計量カップや軽量スプーンの利用をおすすめしたいと思います。
使わない方が悪いのではありませんが、2〜3gの差が給仕量20gの小型犬では1割の増減にあたり最適な管理とは実は言えないのです。
そこで簡単ですが、結構計量スプーンやカップと同等の働きをする手法をご紹介します。
このような対応を通して、日常の愛犬に対するケアをワンランクアップしていただけると嬉しいです。
愛犬の食事量が「だいたいこれくらい」では本当の健康は守れない!?
超簡単なドッグフードの計量方法
愛犬を健康で維持で病気から守りたい。
ダイエットしてもっと健康にしたい。
そんな願いを持つ飼い主にきっとあなたも入りませんか?
その願いを叶える簡単ですが、極めて重要な方法をご紹介します。
しっかりしなくてはと決意しても・・・毎日のことです。
食事のたびに計量機を持ち出して・・・では時間も手間も大変ですね。
1度準備すれば、その後は簡単に、効率よく、それでもしっかりした愛犬の健康コントロールができるように私がドッグショップ経営時に編み出しスタッフに指導した方法をご紹介します。
愛犬専用の計量カップを作りましょう!
愛犬に減量は必要だと思っていても、私を含めなかなか愛犬に与えるドッグフードの量を減らすことはできないですよね。
- かわいそう
- 食べている姿が健康的
- 欲しがっているから
あなたの感情が「減らす」行為の邪魔をします。
そうなんです。毎日、毎食にあなたの感情が「愛犬の食事準備」の際に入る余地を残しておくと「ドッグフード制限」って難しいのです。
そこで重要な対策が「数値化」することです。
数値化、つまり「愛犬には何グラムを毎食与える」という決め事にするのです。
実行する作業も単純化して、より一層あなたの「感情」が入り込む余地を消すようにします。
すると愛犬は毎日同じ量のドッグフードを食べます。この状態が「基準」となります。
- お腹を壊した際の原因といつからかがわかりやすい
- 太った痩せたといった肉付きをコントロールしやすい
- 運動量に変化を加えた際に食事量のコントロールが簡単
- 食べる食べないといったムラが生じ難い
愛犬の変化がまるで浮き出てくるようにわかりやすくなります。ホントです!!
用意するもの
- 計量機
- 油性マジック
- ポリエチレンもしくは紙のコップ
たったこれだけです。
ドッグフードの簡単な計量方法について解説を始めます!
1 | 計りを正確にゼロに調整します | |
2 | 計りにカップを載せ計量の準備をします | |
3 | 愛犬の食事量を計量します(今回は20g) | |
4 | 軽く左右に振ってドッグフードが平になるよう均します | |
5 | ドッグフードの上限に沿って油性マジックで線を書きます | |
6 | ドッグフードを計量したカップにドッグフード名と犬名、量を書き込みます | |
7 | 【確認作業】一旦ドッグフードを袋に戻してカップを空にします | |
8 | 【確認作業】書き込んだ線まで一気にドッグフードを入れます | |
9 |
【確認作業】改めて線まで入れたドッグフードが何グラムなのか確認します |
成功の秘策は線にあり
初めにあなたの感情が障害になっていること。
その排除には「数値化」することをお伝えしました。
そしてカップに「線」を書き、その線の下までドッグフードを入れるという「作業の単純化」をしました。
毎回の愛犬の食事に頭を使わず、感情を挟まないで、単純作業にしたことで安定的に日々繰り返し活動できるようになっています。
残す障害は・・・・おやつです。
よろしくお願いします。