朝を迎え目覚まし時計が鳴り起床時間だと知ります。
起きようと布団をめくった時に一緒に寝ている愛犬たちがまだ熟睡していて顔だけを向けてあくびをされると「もうちょっとだけ寝ようか?」とついつい愛犬たちの寝顔が愛らしくて、見つめていたくて起きれなくなります。
やっぱり愛犬のあくびは眠たいから、眠たい時に起きるのでしょうか?
あくびのメカニズムは動物である以上、人も犬も同じことが当てはまります。
興味深いですね!
あくびの原因とは?
私は医療の専門ではないので簡単に書きます。
人も犬もあくびをする原因は「体内の血中酸素が少なく危険ですよ!」と脳が速やかな体内への酸素の取り入れを体に命令することで発生しているようです。
あくびの理由は2つに大きく分けられます
体の状態
寝起き
眠っている間の呼吸が浅い場合、起床して脳が働き出した途端に酸欠を感じることが「原因」であり、無意識に補完することになります。
そこであくびという行動により大きく息を吸い込み、急速に体内に酸素を取り入れようとします。
愛犬の起き覚めのあくびはこのようなことから発生するものと考えられます。
体調不良
体調が悪く、日常的に呼吸が浅いと「体内の酸素量が不足しがちですよ〜!」と脳が指示をすることになります。
また、動物の体は如何なるアクションを取るにしても「酸素」を必要とします。
その酸素が慢性的に不足していると「だるさ」「眠気」といった体調変化を感じます。
その辺りから「あくび=眠い」と考える傾向にあります。
実際には、慢性的な体内の酸素不足に対して体がいよいよ危険領域に入るよという時に「あくび」をして急速な酸素補充をしていることになります。
精神状態
人間社会においても厳しい上司のお説教を聞き続けるミーティングでは、部下が緊張しているはずなのにあくびが出てしまった失態を経験したり周りで見たことはありませんか?
これは、緊張状態が長くてこのままだと精神が保ちませんよ〜と脳が生命維持の緊急対策として緊張をゆるまそうとする反応です。
犬たちも長く厳しい練習を続けているとあくびをすることがあります。
愛犬へ長く厳しい集中を課してもあなたの望む行動を早く身につくわけではありません。
麻薬捜査犬にあるように遊戯的に愛犬が楽しく、数多く繰り返した動きこそ短期間で習慣化されます。
今回の特集が少しでもあなたのドッグライフの参考になれば幸いです。