近年人気上昇しているのが鹿肉を主原料としているドッグフードです。
理由は、アレルギーに苦しむ愛犬に効果が期待され、栄養価も高いのに脂肪分が低い特徴が評価されています。
鹿肉のドッグフードを検討中の方はぜひ参考にして下さい。
鹿肉の特徴を理解しシカトとドッグスタンスを徹底的に比較!
鹿肉の特徴は、例えば牛肉と比較した場合(100gあたり)は、カロリーが3分の1、タンパク質は1.5倍という数字になります。
おまけに脂質は6分の1です。
高タンパク低脂肪の低カロリーというのが鹿肉です。
そんな鹿肉を主原料にしているドッグフード、鹿+(シカト)とドッグスタンスにはどんな違いと特徴があるのでしょうか?
あなたが選ぶとしたらどちらがより良いドッグフードなのか口コミします。
どっちがあなたにおすすめか早見表
- 対象が全年齢型(オールステージ)
- 穀物の持つ長所も犬の健康には必要と考える人 グルテンフリー採用
- よく食べる工夫をしっかりと準備されているドッグフードをお探しの人 「ふりかけ」付き
- 愛犬が牛肉にアレルギーを持っている飼い主
- 「お試し購入」で初回300円で試食できます。*送料が別途900円かかります。
- 対象が老犬(高齢犬)
- ドッグフードはグレインフリー(穀物不使用)じゃないと安心できない人
- 食べなかった時など関連商品で対応できると安心な人
- 愛犬が鶏肉や羊肉にアレルギーを持つ飼い主
- 「お試しセット」で取扱商品を一通り試食させることができる
高齢犬におすすめなのは【ドッグスタンス】
鹿肉を主原料にしたドッグフードでも特に老犬の「食べなくなった」に絞って対策を講じているのがドッグスタンスというドッグフードです。
お腹に優しいドッグフード
グレインフリー(穀物不使用)なので年老いて胃や腸の機能が低下している老犬にとっては、能力の低下した消化機能でも栄養吸収がし易い素材に絞って作られているドッグスタンスはとてもお腹に優しいといえます。
老犬・高齢犬におすすめの成分バランス
老犬になると腸の消化吸収力が落ちることからタンパク質の摂取量はじつは若い犬よりも増えることが研究機関によりわかっています。
しかし、持続的な運動が減っている老犬・高齢犬には、脂質は若い頃に比べて必要がありません。
そういったことからも鹿肉による
- 高タンパク
- 低脂質
は老犬・高齢犬にとって重要な様子です。
それに加えて低温・低圧調理によって老犬・高齢犬にとって大切な栄養素を極力破壊しないでドッグフードが完成するように作業工程を構築しています。
こんな愛犬にはドッグスタンスをお薦めしません
怖いのはアレルギー!
ドッグスタンスを検討されるなら絶対に「おすすめセット」が初回は良いと思います。
しかし、商品数が多くなると各商品に含まれる成分、特にタンパク質の種類にばらつきが出ます。
アレルギー反応が起きるかもしれません。警告します。
商品名 | アレルギー対象原料 |
【ドライフード】鹿肉 麹熟成 | 鹿肉 牛肉 大豆 白身魚 |
【ドライフード】鹿肉 シニア | 鹿肉 牛肉 さつまいも 玄米 ビール酵母 |
【ウェットフード】鹿肉ウェット(馬肉入り) | 鹿肉 馬肉 豚肉 ビール酵母 卵白 |
【ウェットフード】鹿肉ウェット(鶏肉入り) | 鹿肉 鶏肉 さつまいも 豚肉(豚レバー 豚脂身) |
【トッピング】鹿ピューレ | 鹿肉 米粉 |
詳しくお知りになりたい方へ
活発な年齢の愛犬におすすめなのが【鹿+(シカト)】
愛犬が食事を楽しみにする気遣い
鹿+(シカト)には「ふりかけ」がドッグフードに添付されています。
鹿肉を細かくパウダー状にしたものだそうです。
ドッグフードを開封した後に「ふりかけ」を入れてシャカシャカ良く混ぜます。
すると元々食べの良い鹿+(シカト)が一段と愛犬にとって刺激的なドッグフードになり日々の食事を喜んで楽しみにする仕掛けになっています。
わかりやすさはアレルギー対策のため
アレルギーに対して注意して作られたのが鹿+(シカト)です。
主成分が明確でわかり易いことは評価できます。
こんな愛犬には鹿+(シカト)はお薦めしません
食べ物なのでどうしても注意しなければならないのが「アレルギー」です。
- 鹿+(シカト)の場合は
- 鹿肉
- 鶏肉(鳥レバー)
- 大麦
- 玄米
- さつまいも
などに愛犬が拒絶反応を起こさないか確認が必要になります。
ドッグスタンス & 鹿+(シカト) 活用したいお薦めポイント
愛犬の管理手法の幅が広がる
ドッグスタンスも鹿+(シカト)も添加物、着色料、保存料の使用がありません。
また、ドッグフード粒に対するコーティングもないことからドッグスタンスも鹿+(シカト)も水でもふやけるというよりも溶けるくらい浸潤性が高い商品となっています。
そこで遠出をする前の食事や体調の悪い際の食事はふやかしてたっぷりの水分も一緒に愛犬に吸収させるなど管理手法に幅が持てることが優れていると感じます。
ドッグスタンス & 鹿+(シカト) のまとめ
近年では、山間部において鹿などの野生動物が農家の作物を食べ荒らす「獣害」が大きな問題になっています。
心痛むことですが、鹿などの動物は駆除という形で殺処分になります。
殺処分後の動物の処理が新たな役場の悩みになっているケースも少なくありません。
今回のドッグスタンスやシカトのように鹿肉を使用するのは一つの貴重な地球の資源の無駄な排気ロスを無くす活動にも繋がります。
愛犬へ効果があるならば大いに取り入れて社会貢献につなげるのも一つの善良な個人活動だと思いました。
今回ご紹介したドッグスタンスやシカトですが、あなたの愛犬の「食べない」を少しでも解決する一助になれば嬉しいですね。
繰り返しになりますが、老犬の飼い主としては愛犬が食べずに痩せていくのをみることは本当に辛いですね。
私が経験から願っていることに「愛犬をやつれた状態で見送りたくない」というのがあります。
全年齢型ドッグフードは、海外では見受けられますが、日本ではあまり好まれません。
もちろん結果が良いならば日本が改善して全年齢型ドッグフードに変更するべきです。
しかし、子犬の時期から始まり、若犬時期、未成犬時期、成犬、去勢や避妊による体質変化、疾病による対応、高齢化と少し数えてもこれだけのステージがあります。
それを1つのドッグフードで賄うことはやはり無理があると思われます。
アレルギーもある、牛肉や鶏肉主体のドッグフードには飽きてしまった。
そんな愛犬たちが10歳を超えてきたときには試してみるのもよろしいのではないかと思います。
老犬になってからのグレインフリー(穀物不使用)は、確かに消化負担を減らす効果が期待できると思いますのでこの点もお薦めになります。
この記事があなたのドッグライフのお役に立てれば幸いです。
愛犬に<ドッグスタンス老犬向け>を与えた私の口コミ・感想
最初に私が愛犬に与えたのは、ドッグスタンスの「腎臓サポート」でした。
愛犬が、肺水腫を患い、その後に薬の副作用としての腎疾患を発症した時でした。
なかなか食事を食べない子なのですが、ドッグスタンスの「腎臓サポート」はほぼ毎回食べてくれました。
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その後、別な愛犬が脳疾患を患い、与えたことがないタンパク質成分のドッグスタンスを「タンパク質」の主成分に考えて食べさせるようになりました。
腎臓サポートも一般的なウェットタイプも素晴らしい嗜好性です。
愛犬の状態に合わせて配合が変わりましたが、結構長い期間を与えていました。
<鹿肉>が気になる愛犬家が知りたい質問
ドッグフードの鹿肉ミールとは何ですか?
ドッグフードに使用される肉の成分です。
鹿肉ミールは通常、鹿の肉を加工し、水分を取り除いて乾燥させたもので、肉のタンパク質を高濃度で供給することができると考えられています。
鹿肉ミールの特徴と利点
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高タンパク質: 鹿肉ミールはとっても高タンパク質で、犬のために必要なアミノ酸を提供します。
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栄養価が高い: 鹿肉は通常、低脂肪で低カロリー、同時にビタミン(特にB群ビタミン)、ミネラル、オメガ脂肪酸(特にオメガ-3脂肪酸)などの栄養素も豊富です。
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アレルギー対策: 鶏肉や牛肉などの一般的な肉源に対するアレルギーがある犬であっても、鹿肉は新鮮な肉源として利用できることがあり、食物アレルギーの管理に役立つことがあります。
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消化しやすい: 鹿肉ミールは通常、消化しやすく、胃腸の健康をサポートします。
犬 鹿肉 何グラム?
犬の体重約0.45キログラムあたり、1日に約20〜30グラムの鹿肉を与えることができると考えられています。
*鹿肉に限らず、肉類全体に対しての考え方です。
適切な量の判断には、
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体重に応じた量
-
年齢と活動量
-
健康状態
ベニソンとはどういう意味ですか?
「ベニソン(Venison)」は、英語で「鹿肉」です。
ベニソンは、一般的にはヨーロッパのレッドディア(ノロジカ)やファロー・ディア(シカ)の肉を指すことが多いです。
シカ科の動物の肉全般を指すこともあります。
ドッグフードの高タンパクとは、何%以上からですか?
「高タンパク」という言葉は、業界として一般的にはタンパク質の含有量が30%以上のドッグフードに対して使うことが多いです。(28%という数字を見れば、私は「多い含有量」と感じます。)
高タンパクドッグフードは
- 活発な犬
- 筋肉量を増やす必要がある犬
- 成長中の子犬
- 妊娠中の雌犬
- 授乳中の母犬
高タンパク食品は、犬の筋肉の発達と維持、免疫システムの強化、健康的な皮膚と被毛の維持に役立ちます。
ただし、じつはタンパク質の含有量だけが重要なのではありません。タンパク質の種類、つまりアミノ酸の種類が多いほど、消化吸収した後で体への多くの働きを担うことができます。
ドッグフードの食いつきをよくする?
鹿肉は、犬にとって慣れ親しんだ香りではありません。
そこで鹿肉のドッグフードやウェットフードは強く惹きつけられます。
主食としなくとも、トッピングとして普段の食事に加えることは、愛犬の食べるきっかけを作る効果が期待されます。
- ドッグフードを食べないときの対応
- おやつを与えない
- トッピングによって、 香りや風味をつけることで食欲を刺激*上に乗せる・混ぜて全体にいい届かせる2通りの方法
- ドッグフードをふやかして香りを引き立たせる
犬が1日に食べる肉の適量は?
犬の体重約0.45キログラムあたり、1日に約20〜30グラムの鹿肉を与えることができると考えられています。
適切な量の判断には、
-
体重に応じた量
-
年齢と活動量
-
健康状態
犬は鹿肉を食べられますか?
犬は鹿肉を食べます。
鹿肉は、犬にとって高タンパク質で低脂肪な肉源として作用します。
ただし、以下の点に注意が必要です:
-
調理: 必ず適切に調理してから犬に与える。
*生肉には細菌や寄生虫のリスクがある -
適量: 鹿肉は高タンパク&低脂質ですが、適量が重要です。
犬の体重、年齢、活動レベルに合わせて肉の量を調整します。与えすぎに要注意! -
アレルギー対策: 犬にも食物アレルギーがあります。食べ慣れていないタンパク質に対しては、その抗体が体内にないのでアレルギー反応が起きない可能性が高いと考えられています。
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与え方: 鹿肉は、香りや風味が強く犬が喜ぶでしょう。ただし、適切な栄養食材と組み合わせることが大切です。
犬にタンパク質をあげすぎるとどうなる?
栄養とは、それを食する犬にとってどれだけバランスが良いか、必要なものが丁度よく摂取できるのかが重要です。不足は良くありませんが、過剰でも良くないことを知りましょう。
犬に過剰なタンパク質を与えた場合に考えられる心配事です。
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腎臓への負担: 過剰なタンパク質は腎臓に負担をかける可能性があります。腎臓はタンパク質を代謝し、窒素の代謝産物を排泄する役割を果たします。過剰なタンパク質は、腎臓を疲弊させ、長期的には腎臓の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
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尿路疾患: 過剰なタンパク質摂取は尿路疾患のリスクを高めることがあります。これには結石の形成や尿路感染症が含まれます。
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消化不良: 過剰なタンパク質は、犬の消化器官に負担をかけ、消化不良の原因となります。これは下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こす可能性があります。
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肥満: タンパク質はカロリー源でもあります。過剰なカロリー摂取は肥満のリスクを高め、将来的な愛犬の健康に影響を及ぼすことがあります。
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他の栄養素の不足: 過剰なタンパク質を与えると、他の栄養素の不足が発生する可能性があります。バランスの取れた食事が重要であり、タンパク質だけに頼ることはキケンです。
愛犬のタンパク質の適切な量は、犬の・・・
- 年齢
- 体重
- 活動レベル
- 健康状態
などによって考えられるべきです。
そういった点において、ドッグフードは犬のバランスの良い栄養を満たすためにバランスよく調整されています。